続・ゆるい生活

低年金でも、今をゆるくさらりと生きる 一人暮らしのオバサンの「備忘録」

2023年06月

元町界隈を
散策していると
立派な鳥居が目に入った。

よく見ると
「北海道最古の」と
書かれてある。
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鉄製の立派な鳥居

これは
ご挨拶しなければ!

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船魂(ふなだま)神社

保延元年(1135年)に
海上安全を祈念して
奉られたのが起源だそうだ。

境内には本殿の他に
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左から
出雲神社と稲荷社。

そして
看板に書かれている
函館山七福神の
「福禄寿」もいらっしゃる。

もうひとつは、、
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源頼朝を
津軽海峡の海難から助け
この地へ導いたという
伝説がある。

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童子岩

また
喉が渇いて
水を探していると
童子の神が突然と
岩の上に現れて
清水を指差したという
伝説も残っている。

*

北海道最古ならではの
由緒のある神社だった。

お参りをして
振り返ると、、
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海が見える

「日和坂(ひよりざか)」の
頂上に鎮座している
船魂神社
こうして何百年も
函館の海を
守り続けいるんだね。

*

さて
函館山の頂上に行くのに
ちょうどいい時間になってきた。

ここから
ロープウェイ山麓駅はすぐです。



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ご訪問ありがとうございます!


函館は
1859年(安政6年)に
わが国最初の
貿易港のひとつとして開港。

元町末広町には
領事館や教会などの
洋風建造物が
数多く建てられた。

そして
1989年に国の
「重要伝統的建造物群保存地区」に
選定された。

*

まずは代表的な
金森赤レンガ倉庫群
行ってみよう。

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倉庫群入口

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メインストリート

立ち並ぶ倉庫群の前は
函館港だ。
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函館港から
函館山に向かって歩くと、、

洋風建物や
和洋折衷様式建築が建つ
町並みに出る。

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「高田屋喜兵衛資料館1号・2号」

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「相馬株式会社」(1913年築)

そして
「旧イギリス領事館」
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1913年(大正2年)竣工


その一角に
「郷土資料館」がある。
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入場料 100円

ここは
「金森洋物店」として
1880年(明治13年)に
金森赤レンガ倉庫の
創立者 渡邉熊四郎が
建てたもので
洋服の生地
舶来雑貨
缶詰
ビールなどを
売っていた。

そうして
生活様式に
「ハイカラ志向」が溶け込んで
「函館文化」が誕生したそうだ。

*

この界隈は
古い建物も多いが
も多い。

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有名な「八幡坂」

坂上から眺めると
函館湾が見える。

函館山の麓に
市電の通りから
山頂に向かって平行に
19本もある。

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「基坂(もといざか)」

坂下から眺めると
函館山が見える。

*

ごとに
違った雰囲気がある。

またぶらぶらと
散策を続けるとするか、、

*

そういえば
赤レンガ倉庫群に
かわいい猫がいました。
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ご訪問ありがとうございます!


函館は
こじんまりしているが
ギュッと
見所が詰まっている。

しかも
主な観光名所は
市電で行ける。

*

小学校の遠足では
五稜郭
函館山にも
市電で行った。

でも
あの有名な
トラピスチヌ修道院には
歩いて行った記憶がある。

Google map で調べてみると
小学校から2.2km 。

大人の足で
約30分というところか、、

*

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天気もいいし
湯の川小学校から
トラピスチヌ修道院まで
歩いてみることにした。

ぶらぶらと歩いていて
まもなく着くかな?
と思ったが、、
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道案内

えっ⁉︎
 まだ600m あるの?

*

最後は上り坂で、、
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やっと着きました。

2.2km は
思ったよりあった。

あの当時は
車も少なかったし
みんなで
わいわい言いながら
歩いたんでしょうね。

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トラピスチヌ修道院
日本初の
女子観想修道院で
明治31年(1898年)に
創立された。

現在も
修道女達が
自給自足しながら
暮らしている。

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一部だけなら
内部も見られる。

多分
小学校の遠足以来の
訪問です。

*

帰りは、、
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湯倉神社まで
路線バスを使いました。

小学校低学年だったとはいえ
あの長い坂道を含めた
往復で2km を毎日歩いて
登校していたからね。

当時は
歩くのが普通だったし
神社の境内で
遊ぶのも普通だった。

そういう
時代だったねぇ〜。


ご訪問ありがとうございます!

湯倉神社の横に
上り坂がある。

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分かりにくいが
ゆるい「上り坂」

この坂を
500m位行くと
左側に湯の川中学校がある。

我が家は
反対側の右側の道路を
入ってすぐの所にあった。

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右側の灰色の家あたり

木造2間の
小さな借家だった。

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その家の絵

ウチのばあさんが
とっておいた
私が描いた絵だが、、

この絵の通り
板の間と畳の間の
2部屋だった。

*

次は
小学校に行ってみよう。

小学校は
湯倉神社から
トラピスチヌ修道院方向に
やはり500m位歩く。

10分位歩くと
ピンク色の建物が見えてきた。

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「湯の川小学校」

ここに入学し通っていた。
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その当時は
ピンクではなかったと思う。

ウチのばあさんは
物持ちがよく、、
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布製の名札

小学校の名札も取ってあった。

*


「湯の川小学校」を
ちょっとだけ調べてみたら、、

2020年に
開校140年を迎えている。

なんと
明治13年(1880年)創立!

これって
北海道開拓の歴史と一緒?
と思い
あるモノを出してきた。

それは、、
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「北海道百年記念祭典」の
参加記念バッチ

「昭和四十三年九月二日」と
書かれている。

この日
盛大に祭典が行われ
数十人の小学生も
鼓笛隊として参加した。

その時の記念バッチだ。

「私も持ってる!」
という方がいるかもしれない。

*

話が飛んだが、、

昭和43年(1968年)の
100年前の1886年からが
北海道開拓の歴史の
始まりだとすると、、

その12年後に
「湯の川小学校」は
創立したことになる。

函館という
土地柄もあるが
開拓と共に歩んできた
伝統校ではないですか!

*

「振り返りの旅」だが
こうして
新しい発見もある。

いいねぇ!


ご訪問ありがとうございます!











駅前から市電に乗り
目指すのは
終点の「湯の川」

幼少時に
住んでいた場所だ。

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停車場

この停車場の真ん前に
「湯の川温泉発祥の地」
とされる神社がある。

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湯倉神社

湯倉神社
その時住んでいた家と
通っていた小学校の
ちょうど中間点にあって
道草の場所であり
遊び場であり
課外授業の場だった。

とにかく
今までの人生の中で
最も多く訪れた神社です。

*

まずは
「お久しぶりです」と
ご挨拶から、、
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社殿

創建は承応三年(1654年)と
370年も前!

御神祭は
「大国主命(おおくにぬしのみこと)」
通称 「大黒様」です。

社殿の右手には
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「神兎(なでうさぎ)」

創建360年を記念して
設置されたそうだ。

神話「因幡の白兎」に
因んだもので
お祈りしながら
兎を撫でると
ご利益があるとのこと。

境内には
稲荷神社もある。
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「稲荷大明神」

そして
函館らしい「おみくじ」が、、
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「イカすおみくじ」
初穂料 400円

いかにも
いかにもだわ。

*

いろいろ
悪さもしていた
気がするが、、

由緒ある
神社だったのですね。

その節は
失礼致しました。



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